ラブグラはインドの製薬会社が発売する医薬品で、女性の性交痛や不感症といった性機能の改善を目的としています。
有効成分はシルデナフィル、世界的にも有名な男性用ED治療薬となるバイアグラと同じ成分を使用しています。
男性の場合は勃起障害を改善するためのものでしたが、女性が使用しても性機能に作用することが分かったことから転用されている成分です。
そのため、ラブグラは女性用バイアグラとも呼ばれ、女性の性交に対する満足感や欲求を満たすために用いられるようになっています。
ラブグラの成分であるシルデナフィルは、PDE5と呼ばれる酵素を阻害する働きを持っていますが、加えて性器周辺の一酸化窒素を活性化させ、血管を拡張させることができます。
血液の流れを良くすることで、膣内の感度を向上させたり、膣液の分泌量を増やす効果があるようです。
膣液が増えれば性交の痛みが軽減されますし、スムーズな挿入ができるようになれば、これまで痛みしかなかった性行為に快楽が加わるようになります。
近年では不感症や痛みを伴う性行為によって、性欲が減退したり、コンプレックスを抱えている女性が多いようです。
ラブグラによる効果は個人差があるので、急激な感度の上昇はありませんが、性交による痛みが軽減されたり、オーガズムに達しやすくなるといった人も多いため、コンプレックスを抱える女性は使用してみると良いでしょう。
価格も4錠入り1,500円前後と手頃に購入できるので、医薬品とは言っても日常的に使用することが可能です。
ただし、副作用などのリスクもあるので、安易に使用せず注意点などを良く理解して使用するようにしましょう。
特に1日に何度も服用したり、禁忌とされる医薬品を併用すると危険なので添付文書はしっかりと目を通しておくようにします。